planar modelプラナー型
- 処理可能プラズマ処理幅(長さ)
- 50mm~1500mm
特徴
優位点
- 高速処理が可能。
- フッ素樹脂表面やポリカーボネートなどの表面改質に有効。
- ロール to ロールでのフィルム処理。
- 表面粗化。
欠点
- ワークが金属等導電物や金属酸化物の場合、高圧放電空間内での処理のため、アークやストリーマ発生により処理表面を溶かす場合がある。フィルムの場合はピンホールを生ずる場合がある。
- 放電空間からのイオンアタックがあり、表面への凹凸、荒れを生ずる。
- 処理温度が高いため、処理条件によっては水冷ジャケットローラーが必要になる。
- 処理後ワークへの帯電があるため、ワークへの集塵対策が必要。
- 高電圧空間中での処理であるため、ワークが金属等の場合必ずアース等の接地が必要で、接地が不十分な場合感電の危険がある。
- 条件によってプラズマがグロー化と安定するまでの時間が必要である為、その間のワークが無駄になる。
- 放電電極内イオンアタック等(セラミックス・金属)からの発塵によって電極を定期的に交換が必要である。